2016年にシグマのArtラインから発売されたAPS-CサイズのズームレンズSIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM。
50-100というあまり聞き慣れない焦点距離で、ズームレンズながらF1.8という明るさ、重さは1.5kgという特殊なレンズ。
しかしながら、世界中で高く評価されており、その性能の良さから映像制作用のレンズとしても使用されているほど。
今回はこの”変態”とも呼べるスーパーレンズについて紹介していきます。
50-100という焦点距離でF1.8という明るさ
50-100mmはAPS-Cのカメラで使用すると35mm換算で75-150mmという焦点距離になります。
75-150mmという中望遠から望遠の画角はポートレートで頻繁に使用する焦点距離です。
ただ一般的なF2.8よりも暗いズームレンズとは違い、F1.8という明るさから85mmや105mm,135mmといったポートレート向けの単焦点レンズを5本分くらいを1本に詰め込んだようなレンズです。
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シーンによってはここは85mmで、ここは135mmで撮りたいという場面があるでしょう。
このレンズはそれを1本のレンズでできますし、F1.8なのでボケの綺麗な背景を演出することができます。
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1本持っているだけで撮影の幅が広がること間違いありません。
性能の高さと動画制作にオススメな理由
そして特徴的な焦点距離とF値に加えて、評されるのはこのレンズの性能の高さです。
特に解像度の高さでは他のメーカーのレンズを圧倒しており、“単焦点レンズ並み”の表現力を誇ります。
同じSIGMAのArtラインから発売されているSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMと並んで、このレンズはAPS-C用のズームレンズではトップの解像度・性能でしょう。
SIGMA 50-100mm T2
その性能の高さから、中身はそのままに外観を映画用レンズに作り直し発売しています。
写真よりも高い性能を求められる映像業界において、実際に日本を含め世界中の映画やドラマの撮影に使用されているハイエンドレンズです。
そのクラスのレンズが手軽に手に入れられるというのはすごいことですよね。
下の動画では実際にSIGMA 50-100mm F1.8 DC HSMをSonyのα6400にSIGMA マウントコンバーターMC-11を装着して撮影した映像です。
大きさと重さ
とはいえ、気になる大きさと重さ。
長さ約17cmで重さ約1.5kgというサイズ。
逆に言えばこのサイズだからこそ、50-100mmというズームレンズでF1.8というハイスペックなレンズを実現できたのでしょう。
考え方は人それぞれですが、50-100mm間(35mm換算75-150mm)で単焦点レンズを2本買うくらいなら、このレンズを1本買ったほうが利便性は高いでしょう。
そもそもCanonやNikonでAPS-C用のレンズで明るいズームレンズはありませんし、明るい望遠の単焦点レンズもありません。
もちろんフルサイズではこのスペックのレンズはありませんので、APS-Cにクロップはされますがフルサイズカメラで使用する方も多くいらっしゃいます。
大きくて重いと感じる方の方が多いかと思いますが、使い方によってはかなり有用性の高いレンズと言えるでしょう。
価格 : SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM
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映画用のレンズは数十万円する中、同じクオリティの描写を得られるこのレンズがこの価格とは破格過ぎます。
他に同スペックのレンズ無いので比較しづらいですが、単焦点レンズを2本揃えるよりもずっと経済的だと思います。
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まとめ
今回はSIGMA 50-100mm F1.8 DC HSMを紹介しました。
他のメーカーには無いハイスペックレンズで、被写体やシーンによってはそのスペックを思う存分発揮するレンズとなるでしょう。
ぜひこのレンズの写りの良さを体感してみてください。
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