今回紹介するレンズは、APS-CサイズのSony Eマウント用標準レンズ、SIGMA 30mm F1.4 DC DNです。
これからSonyのα6300、α6400、α6500などのカメラを購入する方にはもちろん、すでにカメラをお持ちで単焦点レンズを探している方も誰しもが1本は持っていないレンズです。
単焦点レンズの楽しみを味わうことはもちろん、Sonyの単焦点レンズとは異なる性能の高さを誇り、動画にも最適な設計。
今回は、その高性能単焦点レンズ、SIGMA 30mm F1.4 DC DNの特徴やその性能について徹底的に解説していきます。
ハイスペック標準単焦点レンズ
- 基本性能や特徴
- Sonyの単焦点レンズとの解像度や性能の違い
- レビュー : 口コミや作例
- おすすめポイント
目次
性能:SIGMA 30mm F1.4 DC DN
30mmという焦点距離は35mm換算で標準の焦点距離46mm相当になります。
46mmは人間の目の画角(40mm前後)に近く、見たままの景色をそのまま写真に収めることができるので、はじめに買うレンズとして、また普段使いのレンズとして使うのにオススメです。
また、このレンズはF1.4というとても明るいレンズなので、スマホなどでは難しい(撮れてもザラザラな写真になる)暗い時間に撮る写真や夜景の写真も綺麗に撮影することができます。
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また、F1.4なので背景を綺麗にボカすこともできます。
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特徴 / 比較:SIGMA 16mm F1.4 DC DN
SIGMA 30mm F1.4 DC DNの特徴として解像度の高さが挙げられます。
解像度についてよくわからない方は以下の記事をご覧下さい。

同じシリーズの広角単焦点SIGMA 16mm F1.4 DC DNとSonyのレンズとの解像度を実際に比較して検証しています。
今回はDxOMarkでの比較データを引用させていただきました。
今回比較するのはSonyEマウント用のレンズでAPS-Cサイズ用の標準の焦点距離(30mm前後=35mm換算で40~50mm)のレンズです。
カメラはSony α6000を使用。
比較 vs Sony E 35mm F1.8 OSS & Sony Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA
まず、SIGMA 30mm F1.4 DC DNとSony E 35mm F1.8 OSSとSony Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAの比較です。
総合評価のスコアがDXOMARK Scoreのところの数字ですが、SIGMAの30mm F1.4が「29」、Sony 35mm F1.8が「23」、Sony 24mm F1.8が「24」という評価が出ています。
やはり、解像度(Sharpness)の評価ではSonyのレンズよりも優れていますね。
歪み(Distortion)の部分で他社のレンズより劣っているように見えますが、歪みは撮影後に補正できますし、Lenstipのデータを見るとjpegで撮影した時には歪みはほとんどないように見えます。
比較 vs Sony E 35 F3.5 Macro & Carl Zeiss Touit 1.8/32
続いて、Sony E 35 F3.5 MacroとCarl Zeiss Touit 1.8/32との比較です。
Carl ZeissのTouitシリーズから発売されている32mm F1.8はかなりいいレンズで、平均的に性能も良く写りも綺麗ですが、解像度などでやはりSIGMAよりも劣っていることなどから総合評価でまたしてもSIGMAのスコアの方が高い結果になりました。
以上の比較からわかるように、焦点距離の近いSony Eマウント用のレンズでは最も高い評価となりました。
特に、解像度(いかに綺麗に撮れるか)という点では他のレンズを圧倒しています。
Sonyのレンズを上回る解像度。解像度以外も非常に高い評価。
動画:SIGMA 30mm F1.4 DC DN
このレンズは動画の撮影にも構造・性能面で対応してるので、a6300やα6400,a6500といった動画撮影のスペックが高いカメラで、写真のみならず動画もクオリティの高い映像が撮影できます。
このレンズは焦点距離も標準域なので、動画を撮影する際にもどんな映像が撮れるのかイメージしやすいので、動画を始める方にもオススメです。
Sonyのα6400は最新の設計で、動画の性能がかなり優れているのでα6400とこの30mm F1.4 DC DNの組み合わせはかなり相性がいいでしょう。
レビュー:SIGMA 30mm F1.4 DC DN
レビュー / 口コミ:SIGMA 30mm F1.4 DC DN
良い点: 鏡筒のクオリティ、中央のセンセーショナルな画質、隅の非常に良好な画質、倍率色収差がわずか、歪曲が穏やか、ボケが心地よい、静かで正確なAF、コストパフォーマンスが良好。
悪い点:逆光耐性が今ひとつ。
『SIGMA C 30mm F1.4 DC DN』は、Eマウントレンズに少ないF1.4の大口径レンズという魅力をもちながら重量約265gという軽さで、肝心の画質もArtラインと思えるほどのクオリティです。これが3万円代で買えるのですから非常にコストパフォーマンスの高いレンズですね。実際に使ってみればその写りに多くの方が納得していただけると思いますよ。
単に高いだけではない解像力、雰囲気のあるボケ味、ヌケの良さを実現した本レンズは 、まさしく「かくれArt」レンズと言っても良いでしょう。ステッピングモーターを採用した AFにより動作も静粛かつスムーズですし、フォーカスリングのトルクも絶妙です。特殊なポリカーボネート製の鏡胴は質感も高品位で、重量もたったの265gと常用にぴったり。
- 中央〜周辺の高い解像度
- 鏡筒の高い品質
- コスパの高さ
- 逆光耐性
作例:SIGMA 30mm F1.4 DC DN
Instagramのハッシュタグをたどって、SIGMA 30mm F1.4 DC DNの作例を紹介します。
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価格:SIGMA 30mm F1.4 DC DN
近い焦点距離のレンズではSonyの35mm F3.5のマクロレンズが一番低価格ですが、マクロレンズという汎用性の低さとF3.5という暗さや先ほど見た性能からあまりオススメはできません。
性能で一番の総合評価を得たSIGMAがこの価格というコストパフォーマンスの高さだと他を選ぶ理由もなさそうです。
どうしてもSony製のレンズがいいということであればSony E 35mm F1.8 OSSもいいかもしれませんが、SIGMAより性能が低く、価格が高いのを選ぶのは何か勿体無い気がします。
せっかくなら性能のいいレンズを妥当な価格で買い、他のレンズや編集用のパソコンなどにお金を回した方が写真がもっと楽しくなるのではないでしょうか。
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まとめ
Sony Eマウント APS-C用のレンズとして、その性能の高さやコストパフォーマンスの高さから誰しもが1本は持っていたいマストバイのレンズでしょう。
- α6400,α6300,α6500を持っている人
- 単焦点レンズを探している人
- レンズキットのレンズでは物足らない人
- 動画も撮影したい人
一本持っていて損することはまずないでしょうし、新たな写真・動画の世界が楽しめると思います。
ハイスペック標準単焦点レンズ



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