SIGMAのArtラインから発売されているSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM。
いわゆる大三元レンズの1つの広角ズームレンズであるこのレンズは、海外のレビューサイトなどで高い評価を受けており、EISA AWARDS 2018-2019という世界的な賞をも受賞しています。
特に解像度の高さは他のCanonやNikonをも上回るほど。
また、風景写真家の斎藤朱門(@shumonphoto)さんも、XICOの記事で”SIGMAレンズはどれも解像度性能が優秀”とのことで使用していらっしゃったそうです。
- 14-24mmという焦点距離
- 星景をも撮影できるF2.8の明るさ
- キレッキレの解像度
- 圧倒的コストパフォーマンス
ではこのレンズのオススメのポイントを詳しく紹介していきます。
目次
焦点距離:SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM
14-24mmの焦点距離のレンズは風景写真などの広角には不可欠のレンズといっても過言ではないでしょう。

(SIGMA公式サイトより引用)
各メーカーからは以下の焦点距離のレンズが発売されています。
- Canon:EF 16-35mm F2.8L III USM
- Nikon:AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
- Sony:FE 16-35mm F2.8 GM
- SIGMA:14-24mm F2.8 DG HSM
どちらにもメリットはあり、広角側の2mmの違いは画角にかなりの変化をもたらすので、NikonやSIGMAはより広角でダイナミックな写真を撮ることが可能です。

(SIGMA公式サイトより引用)
CanonやSonyのように35mmまでのズーム域があるので、24-70mmF2.8の標準ズームレンズと焦点距離が重複しますが、広角ながら35mmまでズームできるので20mmから35mmあたりを頻繁に使う人にとってはその都度レンズを変えずに広角1本で撮ることができます。
被写体としては自然風景に加えて、F2.8という明るさがあるので星の撮影も可能です。
また、街撮りや都市風景にも広角ならではのパーズを生かしたダイナミックな描写を得ることができます。
F値:SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM
先ほどもお伝えした通りF2.8という明るさを持っているので星空も撮ることができますし、都市夜景などにも最適です。
ワンランク下がったレンズだとF4のものが多いと思いますが、F4だと例えば星を撮るときなどにシャッタースピードを遅くしたり、ISO感度をあげる必要がでてき、星が点ではなく線のように流れてしまったり、ノイズが目立つ写真になりがちです。
F2.8かF4か、小さな違いのように見えますが、撮れる写真が全く変わってきます。

(SIGMA公式サイトより引用)
価格の話は後でしますが、もし値段に妥協してCanonやSonyのF4の広角ズームを買うよりも、その価格でF2.8のSIGMAの広角ズームを購入した方が写真の幅が広がること間違いないでしょう。
解像度:SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM
焦点距離、F値がほとんど同じなので性能を比較するために今回は解像度にフォーカスしたいと思います。
▼解像度についてはこちら

今回はlensrentalsの解像度の比較データを参照してみます。
同じ焦点距離域をもつSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSMとNikonのAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDの解像度の比較です。
カラフルな線が全体的に高ければ解像度が高いことを意味し、横軸は0が中央、20(-20)に近くに連れて周辺部分に向かっていることを意味します。
まず14mmの焦点距離での比較です。(左:Nikon / 右:SIGMA)

(Lensrentalsより引用)
14mmではどちらも高い解像度をもっていますが、よく見比べると周辺側でわずかにSIGMAが上回っているようです。
16mmでの焦点距離でのCanon,Sonyの解像度のデータはありましたが、焦点距離が違うのであまり参考にならないかもしれません。

(Lensrentalsより引用)
次に24mmでの比較です。

(Lensrentalsより引用)
24mmでは一目瞭然ですが、SIGMAのレンズが中央から周辺まで高い解像度を保っています。
なお24mmではCanonとSonyの16-35mmの解像度のデータもありました。

(Lensrentalsより引用)
4本のレンズを比べても24mmではSIGMAのレンズが解像度では他のレンズよりも優れていることがわかるでしょう。
価格:SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM
Canon、Nikon、Sonyはそれぞれ20万円を超える価格となっています。
対してこれほどのクオリティーをもつSIGMAの14-24mmF2.8がこの価格とは驚きです。
Nikonマウント用
SIGMAマウント用
2019年8月にはSony E-mountとL-mount用のSIGMA 14-24mm F2.8 DG DNが発売されました。
SonyのGMシリーズの16-35mmよりも性能が高いと評判で、そのスペックながらコスパ抜群なレンズです。
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まとめ
プロも使用するこのSIGMA 14-24mm F2.8 DG HSMは、広角側が14mmとかなりダイナミックに撮ることができ、その解像度も他を圧倒するほど。
その大三元レンズの一角をこの値段で購入できるのは他ではありえません。
風景や星などを撮影する方はマストで持っていたい1本です。ぜひこの1本でF2.8の広角レンズがもつ楽しさを体感してみてください。
SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSMを含むシグマの大三元レンズや他の標準ズームレンズと望遠ズームレンズについても詳しく紹介しています。



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