今回は自分のお気に入りのレンズの一つ、超広角単焦点レンズSIGMA 20mm F1.4 DG HSMをご紹介したいと思います。
写真を始めて、一度は広角の明るいレンズが欲しいと感じたことはありませんか?
その広角レンズの購入に至った経緯と、オススメする理由などを実際に私が撮影した写真と一緒にお伝えしていきます。
Canon,Nikon,Sonyユーザーで、広角の明るいレンズを探している方はぜひご参考にしていただければと思います。
目次
購入までの経緯
広角レンズはもともとNikonのAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VRを使っていました。
日中の風景を撮るのは問題ないのですが、星を撮ろうとするとどうしても光量が足らず満足のいく写真が撮れませんでした。
F1.4くらいの明るいレンズはずっと探していたのですが、CanonのEF14mm F2.8 L II USMやNikonのAi AF Nikkor ED 14mm f/2.8Dなど純正の広角単焦点は高過ぎてとても買えたものではありません。。。
急遽旅行でオーロラを見に行くことが決まり急いで調べていると、SIGMAのレンズは手の届く価格で発売されていて、性能も純正よりも高いということでSIGMAの広角単焦点を購入する事に。
SIGMA14mm F1.8 DG HSMも検討しましたが、10万円以下で買いたかったので断念。
ちょっとした妥協のような形でSIGMA 20mm F1.4 DG HSMを購入するに至ったのですが、実際に旅行のお供にして使用してみた結果、大満足!!
星空や風景に向いているのはもちろんですが、他にも様々なシーンで超広角ならではの構図で撮影することができます。
これまで撮った写真とともに、20mmという超広角の魅力を紹介していきたいと思います。
風景:SIGMA 20mm F1.4 DG HSM
「風景と言えば広角」と言われるくらい広角のレンズは風景にマストなレンズです。
広角によるダイナミックな構図が、目の前に見える絶景をそのまま映しこんでくれます。
こういった目の前に広がる景色を全て捉えるような使い方もすれば、
前景に寄って奥行きを出し、受け手の視点を誘導することもできます。
前景として川の激しい流れを入れつつ、目線は後方へと誘導し奥の滝へと至る、といった広角レンズならではの撮れる風景があります。
超広角なので、人物を取り入れても背景をいい具合に活かすことできます。
星空:SIGMA 20mm F1.4 DG HSM
そしてこのレンズの大きな特徴のF1.4という明るさで、星空の撮影にも最適です。
この写真はF値1.4, ISO100, SS15秒で撮影しています。
写真を拡大しないとわかりませんが、15秒だと星が少し流れて線状になってしまうのでISO感度を少しあげて10秒以下くらいで撮影した方がいいかもしれません。
そして、このレンズを買った一番の目的であるオーロラ。
ノルウェーで見に行ったのですが、運よくオーロラ出現してくれて、SIGMA 20mm F1.4 DG HSMが大活躍してくれました。
オーロラは動いているので、シャッタースピードを遅くしすぎるとオーロラらしさというものが無くなってしまいます。
この写真もF1.4,ISO100,SS5秒とノイズを残さず、シャッタースピードも遅くさせることなく撮影できました。
動画の時間4秒と短いですが、この20mm F1.4のレンズを使用してタイムラプスも撮影しました。
F1.4が生み出すボケ
このレンズがF1.4であるメリットは、明るさ以外にもあります。
それは「ボケ」です。
超広角レンズでボケというとなかなかイメージが沸かないかもしれませんが、以下の写真のように迫力と柔らかさを感じるような写真を撮ることができます。
最短撮影距離は27.6cmなので、被写体により、背景を大きく柔らかくボカすことができます。
最高クラスの解像度
自然風景や、星空などの撮影以外にも様々な場面で使用できます。
歪みもそれほどありませんし(後から補正もできる)、解像度が高く、四隅の細部までディテールが残っています。
ゴツゴツとした岩のような質感や、エスカレーターの金属のシャープな感じもうまく写ってくれます。
ちなみにですが、この写真はスウェーデンの地下鉄のホームの写真です。
スウェーデンの地下鉄はそれぞれのホームで、こういった洞窟らしさと壁画のようなアートなデザインが施されています。
洞窟とエスカレーターの無機質さ、というギャップがいいですね。
こういったところでもアートを感じることができるので移動も楽しいですが、一駅ごとに降りては写真を撮っていたので目的地にたどり着くのに時間がかかりました。笑
フィルター:SIGMA 20mm F1.4 DG HSM
購入前に唯一自分が不安に感じたことは前玉が出ており、ねじ込み式のフィルターが装着できないという点です。
レンズがむき出しということで傷つけてしまわないか心配でしたが、1年半使っていてまだ何もそういった傷などできていません。
iPhoneと一緒で、結局は気をつけて使っていれば特に問題ないと思います。笑
このレンズでNDフィルターなどのフィルターを使いたい場合は、角型フィルターを使用することになります。
私の場合は、Kaniのフィルターホルダーと角型フィルターを使用しています。
ND64のフィルターを装着し、ISO100, F9, SS30秒で撮影しています。
長時間の露光により波が雲みたいになり幻想的な表現をしてくれました。
価格:SIGMA 20mm F1.4 DG HSM
現在Canon,Nikon,SonyE,SIGMAのマウントが発売されています。
私の場合はもともとNikonユーザーで、Nikonマウントで購入しましたが、先日カメラをSonyのミラーレスカメラに移行したので、レンズをシグマのマウント交換サービスでSonyのEマウントに交換しました。
Sonyのミラーレスでも広角単焦点レンズ使用できるのはありがたいですね。
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まとめ
SIGMA 20mm F1.4 DG HSMについて購入に至った理由と、オススメのポイントを紹介させていただきました。
自然風景から星空はもちろん、様々なものを被写体にして撮影することができます。
20mmとF1,4によって生み出される写真はどれも想像を超えるものばかりで写真が楽しくなること間違いなしです!
また、こちらの記事では、具体的な性能についてCanonやNikonの超広角単焦点と比較したりしているので、ぜひ参考にしてみてください。

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