シグマから”SIGMA マウントコンバーターMC-21″が発売されました。
今回はこのマウントコンバーターMC-21について、性能や使用可能なカメラやレンズについて詳しくご紹介します。
SIGMA マウントコンバーター MC-21とは
MC-21とは、SIGMA製のCanonマウントレンズとSIGMAマウントレンズを、Lマウントのカメラで使用できるようにするコンバーターです。
SIGMA公式ページより引用
マウントコンバーターMC-11をご存知の方が多いと思いますが、MC-11はカメラのボディがSony Eマウント用に対して、MC-21はカメラのボディがLマウントになります。
レンズのマウントはCanonマウントとSIGMAマウントとMC-11と同じです。
メーカーが公式で動作保証するのはSIGMA製のCanonマウントレンズですが、MC-11でCanon製のレンズも使用できたことから、今回もCanon製のレンズが動作するのか気になるところです。
また、MC-21はMC-11と違い、パソコンからのファームウェアのアップデートが不要になります。
三脚座も装備されており、どんどんユーザーにとって使いやすいものになっていきますね。
- Lマウントカメラ用のアダプター
- SIGMA製CanonマウントとSIGMAマウントレンズが装着可
- パソコンからのファームウェアアップデート不要
- 三脚座装備
MC-21が使用可能なカメラ
Lマウントアライアンスということで、MC-21の発表や、CP+の展示の際にはPanasonicとLeicaのが発売するLマウントボディで使用できるということでした。
しかしながら3月29日(金)に発表された内容で、現在発売されているライカのLマウントカメラで使用できない仕様に変更することになりました。
ライカのカメラを持っている人がマウントコンバーターを使用してレンズを使う人はあまりいないような気もしますが、少し残念ですね。
しかし、”現在発売されている”Lマウントカメラですので、今後発売が予期されているLeicaSL2などでは使用できることとなるのでしょう。
というわけで、現在MC-21が使用できるカメラはPanasonicのLUMIX S1とS1Rのみということになります。
しかし、LUMIX S1, S1Rでも使用するにあたって主に以下の点に注意する必要があります。
- オートフォーカスはAF-Sのみ(AF-Cは不可)
- タッチAF使用不可
- MFガイド使用不可
- 手ぶれ補正はカメラ側かボディ側いずれかのみ使用可能(同時使用不可)
MC-21が使用可能なレンズ
MC-21を使って、現在以下のレンズが使用可能となっています。
センサーサイズ | 機種 |
35mmフルサイズ | 12-24mm F4 DG HSM | Art |
14-24mm F2.8 DG HSM | Art | |
24-35mm F2 DG HSM | Art | |
24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art | |
24-105mm F4 DG OS HSM | Art | |
60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports | |
70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports | |
100-400mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary | |
120-300mm F2.8 DG OS HSM | Sports | |
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports | |
150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary | |
14mm F1.8 DG HSM | Art | |
20mm F1.4 DG HSM | Art | |
24mm F1.4 DG HSM | Art | |
28mm F1.4 DG HSM | Art | |
35mm F1.4 DG HSM | Art | |
40mm F1.4 DG HSM | Art | |
50mm F1.4 DG HSM | Art | |
70mm F2.8 DG MACRO | Art | |
85mm F1.4 DG HSM | Art | |
105mm F1.4 DG HSM | Art | |
135mm F1.8 DG HSM | Art | |
500mm F4 DG OS HSM | Sports | |
APS-C | 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM | Contemporary |
18-35mm F1.8 DC HSM | Art | |
18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary | |
18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary | |
50-100mm F1.8 DC HSM | Art | |
30mm F1.4 DC HSM | Art |
Panasonicから発売されているLマウントのレンズはかなり値段が高く、まだ3本しか発売されていないので、S1,S1Rを購入した方にはMC-21は貴重な選択肢になるでしょう。
また、Artシリーズの単焦点レンズは、8月頃から順次Lマウントで発売されるので、AF-Cなどの性能を使いたい場合はLマウントのレンズを待つ方がいいかもしれませんね。
価格:MC-21
SIGMAマウント→LマウントのコンバーターはCanonマウントのものに比べて約3分の1の価格の設定となっています。
SIGMAはこれからSA(SIGMA)マウントのカメラを開発を中止し、今後のSIGMAのカメラはLマウントになります。
今までSIGMA(SAマウント)のカメラを使っていた人が、新しいSIGMAのカメラ(Lマウント)への移行の負担を少しでも削減するために、SA-Lのコンバーターは安価に設定されています。
こういった利益を考えずに、自社のコアなユーザーを大事にするサービスは素敵ですね。
SIGMAのLマウントのカメラも楽しみです。
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まとめ
SIGMAマウントコンバーターMC-21について紹介しました。
いよいよLマウントアライアンスが始動したという感じでしょうか。
LUMIX S1, S1RがCanon, Nikon, Sonyに対してどれほど食らいつけるかも気になります。
今後のSIGMAから発売されるLマウントレンズなどにも注目ですね。
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