「カメラを買ったけど、三脚って必要?」
「三脚っていつ使うの?」
「三脚ってどんな場面で必要なの?」
カメラを始めたばかりの初心者の頃は多くの人が疑問に思うことかと思います。
しょーきち
写真撮影において三脚が活躍する場面はたしかに限られています。
三脚を全然使わない人もいれば、逆に、写真を撮る時はいつも三脚を使っているという人もいるでしょう。
「はたして自分には三脚が必要なのか?」
この疑問の答えは、あなたがどのような写真を撮りたいかによって違います。
ということで今回は、三脚がなぜ必要なのか、どういったコンディションで活躍するのか、また実際に三脚を選ぶ際の注意点について説明します。
その他のおすすめアイテムは以下の記事で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
三脚を使う場面
三脚を使うのは、整理すると以下のような場面でしょう。
- 使った方が撮影が楽になる場面
- ブレを防止したい場面
- 三脚を使わないと撮れない撮影をする場面
一つ一つ簡単に説明していきます。
使った方が楽な場面
ほとんど移動せずに長時間同じ場所で撮影する時や、長時間待機が必要な時などは特に、カメラが重くて持っていられないですよね。
そのような際に、三脚にカメラを設置するととても楽になります。
自然風景を撮影する時などは同じ場所で何枚も撮ることになると思うので、風景写真をたくさん撮りたいという人は、三脚を持っておくと良いでしょう。
ブレを防止したい場面
長時間同じ場所で撮影しない場合でも、手持ちで撮影していると、どうしても手ブレが起こってしまう可能性があります。
そのような際に、三脚が活躍します。
特に手ブレが起こりやすくなるのは、シャッタースピードを遅くして撮影する時です。
手持ちでもブレにくいシャッタースピードの基準としては、以下を参考にしてください。
手持ちでもブレにくいシャッタースピードの限度=「1/焦点距離」
つまり、
16mmの広角レンズの場合、「1/16」秒まで
200mmの望遠レンズの場合、「1/200」秒まで
ということになります。
上記を目安とした上で、その数値よりもシャッタースピードを遅く設定すると、手ブレが非常に起こりやすいです。
シャッタースピードを遅く設定しる場面としては暗い場所での撮影等が挙げられます。
時間帯に縛られずに撮影したい人や、どんなコンディションでもしっかり撮影したいという人は、三脚が便利に使える場面があるでしょう。
三脚を使わないと撮れない撮影をする時
三脚がなければ撮れない写真もあります。
例えば、星空。
そして光跡。
星空撮影のように周りに明かりがなく真っ暗な場所や時間帯で撮影を行う時や、光跡撮影のように動いているものをブレさせたい時には、三脚は必須のアイテムになってきます。
星空を撮りたい。光跡を撮りたい。という方は、必ず三脚を持っておく必要があるでしょう。
三脚選びの注意点
さて、ここまで三脚が必要な場面について書いてきましたが、最後に三脚を実際に買う際の注意点を書きたいと思います。
三脚は物によってはいい値段のするものもありますし、Amazonで探せばとても安い物もありますが、安物で失敗するケースも無きにしもあらずです。
三脚選びで注意して欲しい点は、自分が今どんなカメラを持っていて(あるいは買おうとしていて)、どんなカメラがその三脚に設置されるかです。
カメラの重量に対する、三脚の耐久力(積載重量)に気を使って選ぶと、失敗しにくいでしょう。
重いカメラに対してひ弱な三脚だと、風や振動などでブレてしまいます。
せっかくブレ防止の機能もある三脚なのに、結果的にブレてしまっては意味がありませんよね。
安物は機能性が低いというのは三脚選びでも同じなのです。
後悔のない三脚選びをして、満足のいく撮影を楽しみましょう。
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