SDカードの失敗しない選び方をワカリヤスク解説。おすすめの1本も厳選して紹介します。

デジタルカメラで撮影した写真や動画の記録にはSDカードが欠かせませんが、SDカードは何を見て選べば良いのでしょうか。

SDカードを選ぶ際のポイントをわかりやすく紹介します。

SDカード選びで見るべき2つのポイント

選ぶ際は下記の2つに注目しましょう

  1. 「スピードクラス」
  2. 「容量」

他にも表示はありますが、この2つにさえ注目して選べばほとんど支障なく利用できます。

例えるならスピードクラスはSDカードの「能力(性能)」そのもので、容量は「包容力」のようなものです。

その他の表示項目は比べても細かい変化になりますので、使用する中で不便に感じる部分が出て来たら、自身の撮影スタイルに合わせて最適化してみてください。

2つの項目についてそれぞれ噛み砕いて説明していきます。

①スピードクラス

スピードクラスはSDカードの性能そのものと覚えておきましょう。

SDカードがデータを処理する能力の高さを指します。

具体的に言うと、カメラで撮影した画像をSDカードに書き込むスピードをランクで表したもので、スピードクラスにはClass 2(最低 2MB/秒)/Class 4(最低 4MB/秒)/Class 6(最低 6MB/秒)/Class 10(最低 10MB/秒)の4種類があります。

Classが高ければ高いほど、動画の処理にも向いています。

動画でなくても写真撮影時の連写機能にも影響して来ます。最も転送速度の速いClass 10でも、最近は格安で売られていることも多いので、Classが高ければ高いほど損することはないでしょう。迷ったらClass 10のものを持っておきましょう。

 

また、スピードクラスには3つの種類があります。

「スピードクラス」/「UHSスピードクラス」/「ビデオスピードクラス」がありますが、一般的な撮影であればスピードクラスとUHSスピードクラスを気にしていれば問題ないです。

スピードクラスとUHSスピードクラスの見分け方は下記画像をご覧ください。

スピードクラスについて、ここではコンパクトな説明に留めますが、詳しく説明されている動画がありますので、クラスの種類について細かく理解したいという方はぜひ下記をご覧ください。

▼おすすめ動画(スピードクラスについての解説動画)

基本的にはカードに表示のある数字を見て判断すれば充分だと思います。

「これなら大丈夫でしょう。安心でしょう。」というスピードクラスの「安心ライン」を下記に纏めているので、手っ取り早く決めたい方はこちらを基準に探してみてください。

スピードクラスの『安心ライン』

・写真撮影が多いが動画も少し撮る

→Class 8〜10/UHS Speed Class1〜

・動画撮影メイン(4K動画も撮る)

→Class 10/UHS Speed Class3〜

②容量

容量はSDカードの持つ包容力です。

容量が大きいほど多くの写真や動画のデータを抱え込んでくれます。

SDカードの容量は2GBから256GBまで幅広く売られていますが、カメラの場合は32GB〜64GBが主流です。

とにかく枚数多く撮影したい方や動画を多く撮りたい方は256GBを持っておくと容量を気にせず撮影を楽しむことができますが、初めのうちは32GB〜64GB(できれば64GB推奨)を持っておけば問題ないと思います。

迷ったら64GBを買っておきましょう。

容量が足りないかもな、と感じてきたら徐々にサイズアップしていくのがいいでしょう。

参考までに、SDカード業界No.1のシェアを誇るSanDiskさんが提示している目安を載せておきます。

出典:https://www.sandisk.co.jp/how-to-choose-sd

SDカード選びは「能力」と「包容力」の天秤で考えよう!!

さて、ここまで述べたSDカード選びのポイントの再掲です。

SDカードの選び方
  • 見るべきポイントは「スピードクラス」と「容量」で充分
  • スピードクラスはClass10UHS Speed Class 1あればひとまず安心
  •  容量は64GBあればひとまず安心

初めは上記に従って選べばほとんど困ることはないと思いますその後は自分の希望の撮影スタイルに合わせて調整していきましょう。

あなたは「どれ」を「とり」ますか?

SDカード選びは「能力(=スピードクラス)」と「包容力(=容量)」を天秤にかける作業と考えるととてもシンプルで考えやすくなります。

性能を重視するか、容量を重視するか、はたまたどちらも最低限の水準を担保して「安さ」を重視するのか

あなたはどれを「取り」ますか?それは何を「撮る」かに寄って変わってきます。(なんちゃって)

以下で天秤のパターンを大きく3つに分けて、それぞれのおすすめを1本ずつ紹介します。

おすすめのSDカード

①「能力」型(性能重視)

転送速度が驚異の300MB/s。値は張りますが、これを買っておけば処理遅延とは無縁。

かなりストレスフリーな撮影が可能です。動画撮影をメインにする方はこちらがおすすめです。

SDSDXPK-064G-JNJIP サンディスク SDXCメモリカード 64GB Class10 UHS-II エクストリーム プロ SD UHS-IIカード

②「包容力」型(容量重視)

256GBの大容量タイプ(包容力抜群!!)

UHS Speed Class 3なので動画撮影もスイスイできます。

fotootakuおすすめのTranscend。これで撮影枚数や動画撮影時間を気にせず撮影できます。

撮影のために遠出したり、海外へ行くことが多い人などはこちらがおすすめです。

トランセンド TS256GSDC500S [256GB SDXC 500S MLC NAND Class 10、UHS-I U3、V30 対応]

③「何でもいいから安くて最低限ちゃんとしてるもの」(価格重視)

Class 10/UHS Speed Class 1かつ容量も32GBと最低限の水準は満たしているため、概ね不便はありません。

その上でのお手頃価格なので、初めてSDカードを購入する方にはおすすめです。

トランセンド TS32GSDC500S [32GB SDHC 500S MLC NAND Class 10、UHS-I U1 対応]

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