生産性を求めすぎれば創造性が死ぬ。多忙はクリエイターを殺す。

生産性を求めすぎれば創造性が死ぬ。忙しさはクリエイターを殺す。

社会が成長段階にあった時代では、人々は生産性を高め、いかに効率よく世の中の空白を埋めるかを競い合っていたため、無駄なく効率的に働くことが重要でした。

そのためその時代におけるもっとも重要なキーワードは「生産性」でしたが、現代では様々なテクノロジーの発展によって人々の生産性が高いのは当たり前になったため、生産的であることが特異性にはならなくなっています。

生産性が高いのは当たり前

今の時代には必要なものは全て揃っており、世の中の空白を埋める必要もありません。

つまり、かつてのように世の中に無数にあった数々の問題をいかに早く解決するのかといった時代はもう終わったのです。

社会が成長しきった世界では、解決を待っている問題がそこらじゅうに転がっていることはありません。

問いを与えられていた時代は終わり、自ら問いを見つけなければいけない時代に私たちは生きているのです。

私たちは「ないものがない時代」を生きている

優れた解決策を見つけるよりも、優れた問いを見つける方がはるかに難しいです。

逆に、問いさえ見つかってしまえば解決策を見つけるのはそこまで難しいものではありません。

しかし、学校教育では基本的には物事の解決策を学んできたため、問いを立てるための発想をできる人が少ないのも事実です。

優れた解決策を見つけるよりも、優れた問いを見つける方がはるかに難しい

優れた解決策を見つけるよりも、優れた問いを見つける方がはるかに難しい

優れた問いを立てるには「創造力」が必要だといいます。

創造力とは、既存の発想や枠組みにとらわれずに、新しい物事を創り出すための力です。

同じ物事を見ていても、何か疑問を持つ人もいれば全く疑問を持たない人もいます。

それが「創造力」の違いで、世の中にイノベーションを起こしている人たちは人とは違う視点で物事を捉えることができ、優れた問いを立てることができているのです。

優れた問いを立てることのできる創造力のある人々が世界を変えていく

優れた問いを立てることのできる創造力のある人々が世界を変えていく

創造力はよく才能のように捉えられることが多いですが、決してそうではありません。

脳科学者のNancy Andreasen氏の研究によれば、「IQの高さが創造性の高さの証にはならない」といい、知能指数の高い人だけが創造性を持っているのではないそうです。

むしろ知能指数と創造性は全く関係ないとすら言われています。

創造力は才能ともIQとも関係ない

創造力は才能ともIQとも関係ない

創造性を発揮するにはどうしたらいいのでしょうか?

まず知っておくべきことは、創造力を殺すのは忙しさです。

頭の中に空白がなければ創造性は死んでしまいます。

仕事に終われ、隙間時間にはスマホを確認するのが必死といった生活を送っていては創造力を持っていたとしても発揮することはないでしょう。

頭の中に空白がなければ創造性は死んでしまう

頭の中に空白がなければ創造性は死んでしまう

リラックスをしている瞬間にアイデアが湧いてくるというのはよく聞く話かと思います。

昔からアイデアが生まれてくる場所は3B(Bus(移動中)、Bed(ベッド)、Bath(お風呂))と言われてきましたが、最近ではそれらにBookstore(本屋)とBar(バー)を加えた5つのBがアイデアが生まれやすい場所だと言われています。

しかしただリラックスする場所に身をおくだけではアイデアは降ってきません。

あらかじめ頭の中に大量の情報や考えがあった状態でリラックスすることでそれらの情報の点を結び新たなアイデアが線となって生まれてくるのです。

リラックスして点と点を結ぶことでアイデアは生まれる

リラックスして点と点を結ぶことでアイデアは生まれる

多くの成功者の生活を見てみても確かに意識的に「空白」の時間をとっていることがわかります。

ビル・ゲイツは寝る前に皿洗いを習慣としており、マーク・ザッカーバーグは毎晩娘に子守唄を歌う時間をとっているそうです。

日中の大量のインプットという無数の点を、この空白の時間に線へと結ぶことによって彼らの偉大なアイデアというのは生まれているのでしょう。

忙しすぎる現代においては意識をしなければ空白の時間は生まれません。

生産性や効率という古い価値観に縛られすぎるのではなく、創造力を働かせるための「無駄」をあえてとってみてはいかがでしょうか?

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